どのようなオーディションであれ、個性を出すことは大切なことです。
それは、大規模なオーディションで受ける人の数が多いほど、また一緒に受ける人の中に自分よりキャリアの長い人が多いほど重要になって来ます。
ただし、自分のキャラクターを強調することと、単なる奇抜な行為あるいは非常識な行為は異なるものなので注意が必要です。
たとえば、演劇の舞台に挑戦する場合、応募書類を指定された用紙以外で提出したり、黒以外の筆記具で記入することはなんの自己主張にもなりません。
同様に、歌手のオーディションで課題曲以外の曲を予告なしで演奏したりすることも、審査員に対して何のアピールにもならないでしょう。
自分の実力をきちんと評価してもらい審査員に認めてもらいたかったら、定められたルールは厳守した上で演技や歌唱などに他人と違った特徴を見せるべきです。
個性と単なる突飛な行為や非常識な言動は全く異なるものだということを正しく理解して、オーディションに臨みましょう。
オーディションを受けることで芸能界への道を開くことができますが、オーディションでは緊張してしまいうまくいかないというケースはよくあります。
自分の魅力を最大限に発揮するためには、審査員の目線を考えた上で挑むことが重要です。
オーディションを受ける場合には、複数人の審査員に見られます。
しかし、変に力を入れてしまうと審査員の見たい部分が見れなくなってしまいます。
本番に弱いタイプだと思われてしまう可能性があるため、緊張をしてもそれも楽しめるぐらいの気持ちでいくように心がけます。
どうしても固くなってしまう、という場合には、審査を受ける前に軽く顔をマッサージすることで表情筋をほぐせ、顔色も良くなって印象が良くなります。
また、周りを敵視しないことも重要です。
どうしても周りの人と自分を比較してしまいたくなりますが、周りへの態度も審査員は見ているため周りを敵視せずに、出来るだけリラックスを心がけるようにしていきます。